2009年9月27日日曜日

「William Kentridge」、「ある風景の中に」感想

ちょっとレイアウトなど変えてみました。しばらく試行錯誤します。

9/26 土曜日

愛農人の朝市、ランチ。本屋でクロワッサンの片付け特集買う。本屋で流れていたCD??にびっくり、うっとり。駅周辺の音が適当に短い長さで流れて行く。時々、その辺にいる子どもの声が聞こえて、素晴らしいサウンド・スケープを作り上げていた。
HDD消化とダビングしまくり。「ニーベルンゲン」前半やっと観る。DVDに焼く。
水都のライヴ記録映像取り込み。

9/27 日曜日

朝から京都近美でウィリアム・ケントリッジ展。ものすごい数のプロジェクション。全部観るのに3時間強かかった。副題が「歩きながら歴史を考える、そしてドローイングは動き始めた・・・」まさにそんな感じ。

「薬棚」という作品が、棚とばっちり合っていて面白かった。薬のボトルが静物画のよう。鳥が魚に変身して泳ぎ去る。
「影の行進」は、切り抜いた黒い人物が行進していく。時々アップになり、距離感が生まれるあたり、ちょっとワヤン・クリッを彷彿とさせる。
アナモルフォーゼを活用したプロジェクションもすごい。円筒のてっぺんにはちゃんと普通の画像(飛行機)が仕込んであるのだ。どんだけ手をかけるのか。

全体的にトーン暗めで(特に最初の5面スクリーンの初期作品集)、植民地主義批判、身体と病、中年の情愛、コミュニスム、戦争、暴力、権力批判、などなどをテーマにした映像の情報量をいっぺんに頭に詰め込むのは少々つらかったが、メリエスの月世界旅行に捧げる8面スクリーンは純粋に楽しめた。アニメーション、いいね。

京都芸術センターで「ある風景の中に」サウンド・インスタレーションのグループ展。梅田哲也くんのパフォーマンスとワークショップ。金属製のボウルとテーピングしたすりこぎで音を出す。センター中を歩き回り、反響を聴いて遊ぶ。梅田氏のインスタレーション、水に浮かぶ皿にやられた〜、素敵。

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