2009年4月2日木曜日

ナチュラル・ハイジーン


「フィット・フォー・ライフー健康長寿には「不滅の原則」があった」ハーヴィー&マリリン・ダイアモンド著 松田麻美子訳 グスコー出版

という本を同居人がたまたま図書館で借りてきたのがたしか2月の始め。早速本人がこの本の提唱するナチュラル・ハイジーンを実践し始め、私も少しづつ移行したのが2月下旬。3月中旬からはほぼ毎食これに沿った食事に。
始めて1週間で、下腹がすっきりしたような気がします。気のせいかなあ。
近頃流行ったバナナ・ダイエットの教本かも。

以下、本の内容より:

やるべきこと:
正午ー午後8時 補給(昼食と夕食で必要なたんぱく質、炭水化物、野菜を摂る)
午後8時ー午前4時 同化(休養と睡眠)
午前4時ー正午 排泄(朝食は果物のみ、理想は水も飲まず、果物の水分を摂る)
・動物性たんぱく質(牛肉、豚肉、鶏肉、卵、乳製品、魚介類)をできるだけ避ける(生のバター、生のサワークリーム、生のヨーグルトは調味料程度にならよい)
・一日20分間できれば早朝に元気よく歩く
・カルシウムは生のゴマ、ナッツ類、青野菜(小松菜など)で摂る

私が常識を覆された事項:
・魚に含まれる水銀は強烈な酸化物質で、動脈にダメージを与え、血栓を形成し、心臓発作のリスクを高めてしまうので、週1回56.7グラム以下の摂取にとどめるべき→代わりに、フラックスシード、クルミ、緑葉野菜を摂る
・牛乳はアメリカでは最も政治と結びついている食品であり、「乳製品は体にいい」という説は営利のために作られたものであり、牛乳は牛の子どもに授乳するためだけに存在するのである
・ちりめんじゃこや小魚でカルシウムを摂るのも間違いである。小魚には非常に多くのナトリウムが含まれているうえ、加熱調理した魚の骨のカルシウムは人体に利用することができない。
・油揚げ、生揚げ、がんもどきなど高温の油で揚げた食品は、老化促進、消化不良、動脈硬化、ガンの原因となるので、常食しない。
・西洋人と日本人、という分け方ではなく、人間は元々野菜と果物だけで生きていた、という話。人類の歴史何万年の単位で考えれば、穀物食や肉食を始めたのはほんのつい最近のことだそうだ。
・野生の肉食動物は決して肉食動物を食べない。草食動物(の中にある野菜の成分)を食べるのだ。なぜ現代の量産食肉が危険かというと、柔らかくおいしい肉にするために、大量の穀物(当然農薬使いまくり)や、動物性タンパク質を含む食品を食べさせられているから。

1 件のコメント:

  1. なるほど、そういうわけだったのですね…>朝の果物

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