2009年2月24日火曜日

食べる しゃべる


食べる しゃべる』高山なおみ 読了。

この人もクウネル族の一人。クウネル誌上で、パートナーさんとの暮しぶりがいい感じだなあ、と思っていたのだけど、この人の本は料理本なんだけど文字が多い。写真が少ない料理本はどうか、と思って今まで読んでいなかったのだけど、この本には写真が絶妙なバランスではさまれている(デザイン=有山達也、なるほど)。で、初めて文字のほうも読んでみたら、ふむふむ、やっぱり文章がうまいんですね。

淡々とした日常の積み重なりとしての食事、人と人との偶然の出会いの面白さ、そういうところをうまく突かれた感じ。料理エッセイというジャンルがあるのなら、ベスト5くらいに入る一冊では。
発見その1:『りんこ日記』にでてくる内容とリンクしてる部分があります。同時期に書かれたんですね。
発見その2:アンティーク・タミゼのHP、ガツンときた。パリの倉庫、のぞきに行ってみようかなあ。

『フランス日記』も今度読んでみよう。

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