2009年3月27日金曜日

France 10


3月7日土曜日

朝:アールグレイ、クロワッサン
昼:ARCのカフェで4種のサラダ盛り、パン
夜:av. Ivryのタイ・ヴェトナムレストラン(エビと野菜炒め、蒸し魚、チャーハン、空芯菜、ココナツゼリー)

8時起床、ヨガ、シャワー(なぜかこっちで人の家に来ると朝シャワーになる)、Lと4人の子どもたちと朝食。
子どもたちめちゃくちゃきゃわゆい、幸せ〜。朝の光が美しい。

メトロで移動、IenaのARCへ。ジミー・ダーハム、ネィティヴ・アメリカンと聞いていたのだが、あまり民族的なカラーは感じられず、どっちかというとがっつり西洋のコンセプチュアル彫刻とパフォーマンス。ハンバーガーなんて毎日喰ってるぜ、って感じ。石をどん、と落す行為が重要なテーマみたいで、あちこちでいろんな石をいろんな物(車やらテーブルやら)の上に落して、その跡形を展示したり、記録フィルムやヴィデオや写真があったり。こう書くとけっこう面白そうだが、実際はそれほどでも(それ以外の、女装写真やら何やら、関係ないものも山ほどあって、結局散漫な印象)。最後にちょろっと展示台に置いてあった、石をいろんな物に見立てる作品が一番よかった。
1階でやってるキリコ大回顧展。あらいきなり人だかりが。しかも年齢層がぐっと高い。平均年齢60歳くらいじゃないすか??初期から完成された形而上絵画、中期の肉肉しい肖像画などを経て、晩年はまた初期と酷似した世界に回帰したらしい。初めてトータルでキリコの世界を堪能。ギリシャ生れでドイツ育ち(ドイツ哲学に傾倒)のイタリア人、という特異な環境が生み出した作品なんだろうなー。パリには連続して住んだのが足かけ4年、というのが私と一緒だなー。イタリア広場の連作が実際とまったく違ってて面白い。モンパルナス駅、ってのも古賀春江みたいでなんかノスタルジック。

コレクション展もさっと流して(特にこれ、といったのはなかった)、外のマルシェでネックレス買う(買い付けのつもりだったんだけど、1点モノであまりに気に入ったので自分用にしちゃった)。それ以外は、かなりど派手な大ぶりのしかなかったのよねー。フランソワーズ・モレシャンさんあたりなら似合うんだろうけど、みたいな。メトロで移動。

ベルシーの映画博物館前でJ・R、相方と待ち合わせ、向いにあるカフェへ。ここのカフェ、おじちゃんもおばちゃんもパリじゃないみたいに愛想がよくて、値段もお手頃ですごくいい!結局滞在中2回来たよ。

またメトロで移動、AnversのMarche St.Pierreへ。ものすごい人ごみ。目指すものはなし。バスで移動。パッサージュ・ジュフロワへ。手芸屋発見。はさみと糸巻き購入。パッサージュ・ヴェルドー、パノラマと抜けてメトロ。相方と合流、カフェを経てJ宅へ。今度はさすがにJ在宅。昨日はある展覧会のヴェルニッサージュに行ってて、どうしても電話に出られなかったらしい。平謝りなので、許す。おわびにうまいタイ・ヴェトナム料理屋に連れてってもらう。割り勘だけど。バスで5分くらいのとこ。ここはマジでおいしかった。衝撃のうまさ。さすが中国系カンボジア人のJ先生!トランクをタクシーで運び、これから執筆大詰めのLとしばし語り合って寝る。

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