2009年3月29日日曜日

France 13


3月10日火曜日
朝:オレ、パンショコ、バナナ、キウイ、オレンジ
昼:ダゲール通りのクレープリー(チーズとりんごとハムのガレット、シードル)
夜:L宅ディナー(ポレンタ、トマトとベーコンの煮込み、キノコのソテー)

8時起床、荷物整理。ヨガ。朝食。

メトロでモンパルナス20世紀建築めぐり(ボーヴォワールの家など)。カルティエ財団でドパルドンとヴィリイオの展覧会。これでもか、というくらいの巨大スクリーンに世界中の絶滅寸前?の民族のインタビュー。ブルトンも入っている。別室はまた世界各国美女巡り、いや街角激写2面HDスクリーン・インスタレーション。以上がドパルドン。ヴィリリオは、財団近所の袋小路でワンテイク撮影した彼自身の語り。路のどんづまりから始まり、こちらにむかって歩きながらしゃべり、ちょうど路の終わりで語り終わり、去っていく。という映像が縦位置のプロジェクションで壁に投影されている。語りは昨今のメディア(パソコン、ネット、携帯など)の変化がいかに人間の身体と精神に影響したか、みたいな話(たぶん)。
あとはヴィリリオの指導で数人のアーティストが共作した、すでに世の中に流れている既成の映像を再編集した50面くらいのモニターが天井からぶら下がっているインスタレーション。全部が呼応して変化していく。こりゃすごい。また別室では円形の壁に、横方向にスライドして投影されて変化していく、地球環境の統計をヴィジュアライズした作品。現在、人類の移動(難民の発生)は戦争や政治的背景が原因でおこるものよりも、天災でおこる数のほうが圧倒的に多い、など。
クレープ屋でお昼。雨。
ダンフェール・ロシュローの門を見て、メトロ。
オーステルリッツ駅裏のセーヌ河に浮かぶコルビュジェ作の船を撮影、バスティーユ側に出てCさんと会う。カフェへ。Cさんの話はいつも知的で私にはなかなかまだまだ難しい。次回会う時にはもうちょっと理解を深めたいものだ。12区のデザインショップ通りへ。手芸屋でまたはさみとプチ・ポワン買い付け。
L宅に帰る。
今日はLの友人などを招いてのディナーで、Lがまた腕をふるう。おいしいっ。
フランス現代詩研究家のAさんにフランス文学で読みやすい本などの書名リストを書いてもらったり。
今年は、フランス文学デビューもしてみたいなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿